ザ・カード・カウンター

2023.06.09

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絶賛コメント到着!

(※敬称略・五十音順)

たとえそのルールがわからなくとも、ポーカーやブラックジャックのシーンはスタイリッシュで魅力的。
ほの暗くシャープでザ・ノワールな画面に満ちる緊張感と、そこに佇む虚無をまとったアンニュイなオスカー・アイザックの静の演技の凄みと、こぼれるような色気といったら。
ラストシーンには人が人と共に生きること、愛そのものを肯定する姿勢を感じた。

■宇垣美里(フリーアナウンサー・女優)
※週刊SPA!『宇垣美里の沼落ちシネマ』より抜粋

WSOPの協力のもと、邦訳された過去のどの映画よりもポーカートーナメントが生々しく描かれています。

■木原直哉(プロポーカープレーヤー)
※『WSOP:World Series of Poker(ワールドシリーズオブポーカー)の略称
1970年から開催されている世界最大のポーカートーナメント)

シュレイダーとスコセッシは47年前、『タクシードライバー』で観客に突きつけた。「おまえらも怒れ!もっと怒れ!」
そして2023年には問う。「おまえらに、おれの怒りを見届けられるか?」
われわれ現代人は、賢しらに激情を遠ざけてきた。怒れる人びとを冷笑した。
だが正しかったのはシュレイダーとスコセッシだと、いまならわかる。
彼らが突きつける怒りは、同時に痛いほどの祈りなのだ。

■櫛木理宇(作家)

世界の警察官を自認して強大な権力をほしいままにしているアメリカという超大国の中で、知識人たらんとするポール・シュレイダーの苦悩、悲哀を、スリリングでかつ重厚、重層に描いてみせた技に、私は激しいジェラシーを感じずにはいられなかった。

■原一男(映画監督)

戦争の十字架を背負った孤独な男、贖罪の殴り込み!
待ってました!これぞポール・シュレイダーの十八番! 

■町山智浩(映画評論家)

重い過去に囚われながら淡々とポーカーに向かう主人公の胆力に圧倒される。人間の深淵に触れる作品だ。

■森内俊之(将棋棋士)

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